今回で7本目となった
ジルコニアインプラントの植立。だいぶコツがわかってきた。ワンピースタイプの
インプラントはこのタイプしか扱ったことがないということも言えるが2ピースのチタン
インプラントと違うのは植立位置が大きく今後を左右するということ。1本欠損でもとにかく対合歯との方向臨在歯との位置関係、埋入深度と3次元的位置を確実にする必要がある。方向の補正を被せものですということはあまり考えたくないので完璧な位置にいれる。
ここ数回は狙った位置にばっちりと収まっている。それと初期固定の得られない位置には植立はできない。それゆえに骨の厚みや高さが問題なくあることと大きな骨欠損や増骨をするような
症例には向かない。やはり限られた
症例にしか選択できないようだ。今回のタイプ以外にもう一つ2ピースネジ止めタイプを仕入れているので今後はこのタイプを上顎に使用することになりそうだ。今年の目標は20本ぐらいは
ジルコニアタイプにしていくことだろう
もうひとつ有利な点は歯茎が退縮した場合でも
トラブルとはならないことだ。すべてがホワイトボディーであることから失敗とはならないこととプラークがほとんどつかないから
インプラント周囲炎にならないかもしれない。
治療方針