予防・矯正・審美・インプラントブログ-星野歯科駒沢クリニック:4本植立アンキロスとストローマン併用

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2011年 02月 01日 ( 火 ) インプラント症例

4本植立アンキロスとストローマン併用

 インプラント治療において抜歯即時埋入という技を林楊春先生の講義を聞いてからは応用をしている。この方法は抜歯と同時に抜歯した穴にインプラントをそのまま入れるという単純化した術式であるがいろいろとコツがある。林先生はＨＡインプラントでないとできないようなことを言われているが実際は違うと思う。ストローマンのＳＬＡ表面やアンキロスのセルプラスでも骨との結合は良好なのでできる。ただし、一部でも初期固定が得られることが条件である。ＨＡインプラントではただ放り込めば骨と結合するようだ。抜歯時に周囲の歯肉を剥離すると問題があるので基本はフラップレスで内部の肉芽組織の掻爬と出血量を増やす努力をしてうまくインプランンと周囲に血餅ができれば内部で勝手に骨が増殖するというメカニズム。自然治治癒力を生かして無駄な骨造成術を減らすことにある。インプラントの周囲の隙間は２~３㎜までとしてそれ以上なら人工骨を添加すべきだろう。。

本日のオペデータ

右上４番　直径４．１㎜×１０㎜　ＳＰ　ストローマンインプラント使用
抜歯即時埋入法
左上４番　直径３．５㎜×１１㎜　Ａ１１　アンキロスインプラント使用
左上５番　直径３．５㎜×１１㎜　Ａ１１　アンキロスインプラント使用
左上６番　直径４．８/６．５㎜×１２㎜　TE ストローマンインプラント使用
抜歯即時埋入法＋ソケットリフト法＋人工骨移植

治療方針

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