3,4月に行われる予定だった歯科関連の様々な研修会や講演会が中止や延期となっている。私の場合はドイツのケルンでのIDS2011を断念したことで情報収集ができないことが非常に残念である。今週末に行われるはずだった
インビザラインの講演会も外人講師が来れない為に中止。
青森インプラント研究会の4月研修も中止。翌週のcerecフォーラムも中止。なんとか開催してほしいのが大阪での舌側
矯正の大会。
今回の震災で日本の歯科も1年ぐらいは遅れを取ることは間違いないだろう。海外の著名なドクターは日本を危ない国として講演会依頼を引き受けない可能性が高いからだ。
千葉の方の歯科医院は地盤の液状化などの被害も出ているらしく、私のクリニックには全く被害がなかったのだからいい方で、東京23区は停電もないのだから恵まれている。
しばらくは、患者の心理も不安定だからキャンセルや変更も多い。
逆にこういう時にしかできないこともあるのではないだろうか?
ここ1週間はテレビとネットでの災害関連の情報集めに明け暮れていたし、悲惨な災害地の情報を見る度に落ち込む毎日だ。昨日の被災者のインタビュー番組を見て涙して寝れなくなってお酒を飲んで寝た。
よい方に考えると今までの生活が恵まれ過ぎたということに気づいた。毎日当たり前のような電気、水道、ガスで成り立つ社会。あまりに無駄遣いが多かったこと。忘れていた助け合いの精神。人間は一人では生きていけないこと。食事のありがたさ。などなど戦後の日本はこんな感じだったのだろうか?
治療方針
フェイスブック