予防・矯正・審美・インプラントブログ-星野歯科駒沢クリニック:ノーベルアクティブインプラント

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2011年 03月 29日 ( 火 ) インプラント症例

ノーベルアクティブインプラント

昨年登場したノーベルバイオケア社のノーベルアクティブインプラントを本日も使用してみた。いま、インプラント業界では旬であるインプラントのひとつである。もうひとつはストローマン社のボーレベルインプラント。本当はここにアンキロスＣＸタイプの入るはずだったが今年の秋以降になりそうだ。３つのインプラントの使い分けを模索している段階であるがノーベルアクティブは上顎の臼歯のソケットリフト症例や抜歯即時症例、前歯の症例に向いている。硬い骨には難しい。前歯の症例で狙った位置に植立するならアンキロスのほうがいいだろう。ボーンレベルインプラントはその中間的存在で前歯に直径４．１㎜の太さのものは日本人には不向きかも。３．３㎜がやはりいいと思うが日本で認可の下りたものは純チタン製なので強度が心配である。３．３㎜を前歯に使うなら上顎側切歯、下顎前歯もしくはその他のインプラントと連続して植立して上部構造を連結する必要性があるだろう。これは昔のレギュラーネックの３．３㎜と同じに考えたほうがいい。

ノーベルアクティブインプラントの先端が骨に咬みこむ率が私の経験したインプラントの中では最強である。初期固定能力は最高にいい。その代り硬い骨ではしっかりとドリルをしていれないとぶれてしまう。

基本的には切開完全埋入をコンセプトとしているが今回はフラップレス法＋ソケットリフト法の併用で対処した。

本日のオペデータ

直径４．３㎜×８．５㎜　ノーベルアクティブ　ＲＰ　使用
既存４~５ミリの骨に植立
初期固定たぶん７０Ｎ近い

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