予防・矯正・審美・インプラントブログ-星野歯科駒沢クリニック:Bone Level Implant+マルチベース＝ALL ON 4 可能

★究極の歯科治療を目指して★
患者さんや歯科関係者のために多くの歯科情報を公開していこうと思います！
皆様が特に関心のある予防、インプラント治療、矯正治療、審美歯科治療、ホワイトニング、メタルフリー治療について色々な情報を正しくお伝えできたらと考えています。
一度治療したらそれ以上悪くならない治療・虫歯や歯周病を発生させない治療を目指しています。
そして、このブログが患者様の治療に役立てたら最高だと思います。それと多くのコメントをお待ちしています。
治療に対する質問は直接メール相談できるコーナーがございますので左側の『歯科治療プライベート相談』から院長　星野と直接相談を行うことが出来ますのでどうぞご利用ください。返事は２～３日中には必ず返事を出します。

東京都世田谷区駒沢１－３－１７
星野歯科駒沢クリニック
月曜～土曜日　１０：００－１３：３０　１５：００－１９：００
０３－５４８６－８４４０

2011年 04月 11日 ( 月 ) インプラント最新情報

Bone Level Implant+マルチベース＝ALL ON 4 可能

さて、ここ最近の星野先生はノーベルに身売りしたのか？といった質問も多くなってきたので解説しよう！

どのような製品でもある程度使いこなせるようにするのがインプラント専門医というものだろう。自分は専門ではないが準専門である。ノーベルアクティブ、スピーディーグルービーによる即時荷重はノーベルバイオケア社の十八番である。この特殊な治療法は特殊なインプラントでなせる業である。まずは敵を知れ！（敵とは全く思っていないけど）ということで３０本ぐらいはこなしてからコメントしようと思う。今月末でノーベルアクティブは合計で２０本ぐらいになるかな。外科は良いとこ悪いとこあり。補綴はこれから。

そろそろ販売されるストローマンの新しい補綴用アバットメントにはノーベルの十八番である即時荷重には欠かせないマルチユニットアバットメントが存在するがそれに相当するのがマルチベースアバットメントである。昔のコーンシステムに似ている。ストレートタイプで歯肉の深さが１㎜、２．５㎜、４㎜があり２５度のアングルタイプは歯肉の深さが２．５㎜となっている。ボーンレベルのインターナル部は４角であることから２５度の角度のあるものにはＡとＢタイプがあり４５度ずつ計８方向の方向付けができるようになっている。マルチユニットと同様にアバットメントを口腔内で装着してアバットメントレベルの印象ができるスクリューリテインの上部構造となり、ストローマンインプラントでALL ON 4ができるということになる。

今後はCAD/CAMで技工をする機会が増えるのでスクリュー構造の上部構造にしやすいアバットメントが必要である。

どのインプラントとアバットメントを選択するかは最終の補綴物をどのような形で終わらすかを常に考えてから外科の計画を立てないといけないということだ。いろいろな選択肢が出てきたので最近は迷うことが多くなってきた。

治療方針
フェイスブック

-- この記事への外部リンク: