予防・矯正・審美・インプラントブログ-星野歯科駒沢クリニック:使えるインプラント

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2011年 05月 13日 ( 金 ) 星野個人の話

使えるインプラント

さまざまなインプラントの中でも直径の細いインプラントに長年頭を悩ましてきていたがやっと落ち着きそうだ。昨年より使い始めたストローマンＢＬインプラントの直径３．３㎜は自分のケースでは相当なウエートを占めそうな勢いである。グラフトレスコンセプトなるものは、なるべく自分に残された骨を有効活用して無駄なＧＢＲ法やべニアグラフトを減らすことで患者様にもドクターサイドにも利益をもたらすことができる考え方である。ALL ON 4で使われる傾斜埋入もその一つである。細いインプラントをうまく使うといままで難しい困難な症例が簡単にすることができる。自分は細い薄い骨に適したインプラントとはどのようなものかをいつも考えてきた。純チタンの強度の限界がほぼ直径３．３㎜と言われているのでどのメーカーも３．３㎜より細いものはほとんど販売されていない。細いインプラントの弱点は折れるということに尽きるので強度があって細いインプラントで骨としっかりと結合するものが最高ということになる。そういう意味ではroxolidがいいと思う。国内では手に入らないのでチタンバージョンのボーンレベルということになる。ピエゾとこのインプラントの組み合わせで相当な症例はカバーできるだろう。

来週からのオペでもこのタイプでなんとか乗り切ろうと思う。

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