このたび、
技工補綴物のバリエーションを増やすためにLED搭載の最新
技工用スキャナーinEos Blueスキャナーおよび院内で
ジルコニアをわずか90分間で焼結できるプログラマットS1を導入しました。これにより
技工時間の短縮およびコスト低減が可能となりデジタル
技工ができるようになりました。最終的な目的は完全なデジタル化です。現在の歯型を取り石膏模型を作りワックスアップをする古い
技工からそれらをすべて光学印象→PC上で加工する新たなるスタイルへと変えることにあります。
inEos Blueスキャナーは、先進的なブルーカム技術の搭載と、スキャンソフトウェアのアップグレード、ユーザーフレンドリーな新機能の採用により、デンタルラボのデジタル化における新たな標準を打ち立てるものです。inEos Blueでは柔軟性が向上し、、外部の作製拠点とリンクしたスタンドアローンモジュールとして使用することもでき、あるいは診療所内の
CAD/CAMシステムの重要な構成要素としての活用も可能です。
柔軟性があり、操作は設計者がコントロール
inEos Blueでは、スキャニングプロセス全体にわたって充分な制御性を確保することができます。言い方を換えれば、型通りの手順に縛られることがなくなります。新しい3Dイメージカタログを使えば、模型が充分に撮影されている部位とそうでない部位が一目で判別できます。スキャンしたい模型の特定の部位は自由に指定することができます。このように自由度を確保することで、ユーザーの専門的ノウハウと経験を活用することが可能になります。
向上した精度と信頼性
ブルーカム・カメラが放出する短波長の青色光により高精度画像が得られ*、信頼性が向上します。充分な被写界深度を確保し、深い窩洞に合わせて三角測量の角度を特に小さく取ることによって形成マージンの細部再現性を向上しています。青色光によって模型の撮像部位は常に正確に表示されます。つまり、inEos Blueは高精度な修復の基礎を形作るものと言えます。
効率的なスキャンニング
スキャニングとコンピューティングは極めて高速に実行されます。スキャニング時間の短縮と自動撮像機能により、inEos Blueを使用すれば、難しい形成の場合でも、時間的メリットが得られます。スキャナー、高性能PC、inLab 3D、設計ソフトウェアで構成される魅力的なinEos Blueパッケージは、洗練された
CAD/CAM技術をデンタルラボへ導入するのに最適なものと言えます。
プログラマットS1は、IPS e.max ジルキャドのブロックなどの酸化ジルコニウム用シンタリングファーネスです。短くなったシンタリング時間により、 酸化ジルコニウム製修復物の製作時間を大幅に短縮し、エネルギー消費を抑えます。
わずか90分の酸化ジルコニウム製クラウンのシンタリング
従来、シンタリングには一般的に5〜8時間掛かっていました。プログラマットS1は、シンタリング過程を短縮し、1つの酸化ジルコニウム製クラウンの焼結時間をわずか90分に短縮します。この時間短縮のため、ラボでは酸化ジルコニウムのクラウン及びブリッジを1日で製作することができます。
シンタリング時間の短縮で、酸化ジルコニウムの高い強度と高い適合度を損なうことはありません。これは化学的調査にも示されています。加えて、従来のシンタリングファーネスと比べて、シンタリング中のエネルギーを最大60%までカットできる省エネ設計となっています。Ivoclar Vivadent はプログラマットS1の低エネルギーで示した技術を今後も継続開発し、省エネに貢献します。
特長
•1つのクラウンが90分で焼結できます
•シンプルで簡単な操作
•省エネ設計
•プログラマットの基盤に基づくコンパクトなデザイン
•軽量 – たったの 28 kg
•温度校正オプション
•見やすいディスプレイ
•ファーネスヘッドが開閉するため、シンタリングチャンバー内に修復物を置きやすい
•メンテナンス時にファーネスヘッドが外れる
治療方針
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