予防・矯正・審美・インプラントブログ-星野歯科駒沢クリニック:抜歯即時埋入とノーベルアクティブの相性良好

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2011年 06月 04日 ( 土 ) インプラント症例

抜歯即時埋入とノーベルアクティブの相性良好

ここ最近はもっぱらストローマンのBLインプラントを使用し続けているが久しぶりに抜歯即時埋入症例での使用となった。使用感はこの２つは全く違う。ノーベルアクティブの形状はとにかく骨にしっかりと刺さること。そしてスピーディーな植立ができることにある。その反対にストローマンＢＬは刺さらないし、植立に時間がかかりすぎる。表面性状はストローマンが勝る。などなど２つのインプラントは正反対である。上顎右側１番の抜歯即時埋入の術式には現在はいろいろ方法が提示されている。ストローマンインプラントグループでは前歯の抜歯即時埋入は推奨していないがバイオタイプがフラットで厚いタイプものならば前歯でも抜歯即時埋入も可能としている。ノーベルのグループではインプラントの形状の有利な点から抜歯即時埋入は当たり前のようにおこなう。ただしバイオタイプの薄いケースでは注意が必要だ。アンキロスのグループでは抜歯と同時に初期固定のよいものならアバットメントを連結して抜歯された歯のエマージェンスプロファイルを維持するようにする。初期固定が悪いものはヒーリングキャップにその形状を再現させて治癒期間を過ごすテッシュケアコンセプトがある。などいろいろな方法があるが今回はノーベルアクティブとテッシュケアコンセプトを混合させて初期固定は７０N以上は確実に達成されていたがカスタムヒーリングキャップを製作して植立を終えた。

本日のオペデータ
右上１番　直径５．０㎜×１０㎜　ノーベルアクティブインプラント使用
抜歯即時埋入＋カスタムヒーリングキャップ装着

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