今年の春に海外で発表された
E-MAX CAD ON テクニック。
ジルコニアと
E-MAXを合体させたかぶせものである。国内ではまだ未承認であり、この
E-MAX CAD ON専用の
E-MAXブロックを手にしている先生はほぼ皆無であることからほぼ国内初といってもいいかもしれない。とくに
インプラントやブッジの臼歯部において有効である。
E-MAXの特長としては基本的に単独歯にしか使用ができない欠点を補い、連続歯においても
ジルコニアのフレーム上に直接
E-MAX を
CAD/CAMで削りだしたものを乗せた構造体となっているがその一番の特徴は
ジルコニアフレームにすぐに適合する
E-MAXのかぶせものが自動的にプログラミングされていることだ。さらにコネクトとよばれる160Mpsの強度をほこる専用連結セラミックで連結できることにある。今まではこのような2重冠構造体はレジンセメントで連結をしていたことからセラミックペーストで完全に一体化するので強度と審美をある程度兼ね備えた世界最強のセラミック修復物になる。
治療方針
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