1例目は完成して患者様の口腔内にすでに装着済である。世界最強の審美修復物ではあるが限られた
症例にしかできない。3〜4歯の特に臼歯部の
インプラント上部構造に主に使われることになりそうだ。
ジルコニアフレームの強度が1000メガパスカルさらに歯となる部分が360メガパスカルの強度。これらをつなぐコネクト陶材が160メガパスカル。
いまの
技工業界の最先端補綴物であることは間違いないがどれだけのドクターや
技工士がこの補綴物を作ることができるかは疑問である。CEREC in LaboのソフトにiosBlueスキャナー、ミリングマシーン、
ジルコニアの焼結ファーネス、
e-max cad B40専用ブロック、
e-max zir cad 、コネクトフュージョンポーセレン、これらの技術を習得した
技工士
このような補綴物を作るには莫大な設備投資と研修をつまなければいけない。実際に臨床で使っているドクターは私と草間先生しかいなかもしれない。使っている先生がいるなら手を挙げてもらってコメントしてもらいたいぐらいだ。院内ラボでなら何とか制作できても外注ラボなら相当な
技工料金をチャージしないと全くの採算がとれないしろものになる可能性が高い。結果的にはいいものであっても患者様に請求する治療費は相当なものになる。
このあたりはメーカーも考えてもらわないと普及はしないと思う。すべての値段(イボクラとシロナに)をさげてもらうしかないだろう。
治療方針
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