6月25日のブログの続きである。
ベルギーからメタルフレームが届いた。このフレームにはアクセスホール10個でねじ止めの構造である。それが口腔内にフィッティングするかどうか?すでに2
症例の経験から問題がないはず。従来の鋳造という方法では10個の
インプラントをねじ止めにすることは
技工上非常に困難であり、うまくフィットすることができなかった。それを1枚のメタルの塊から切削機器でミリングという手法(CAD/CAM)で削りだすのだから精度は高い。変形は当然のことながらない。このCAD/CAMは自動車業界では部品の製造であたりまえのように使われている。いずれ自動車のCAD/CAMが余る時代が来ようとしている。電気自動車が普及すれば部品が大幅に減少することが予想されCAD/CAMの機器が余るからだ。そのCAD/CAMを歯科に応用できれば歯科の生産コストは大幅にダウンすることになるだろう。
さて口腔内にいれたフレームは見事にすべてフィットして無調整である。すばらしい。
治療方針
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