明日8月25日よりカナダのバンクーバに飛びます。今回は8月26日から8月29日まで行われるCEREC トレーナーズコースに参加です。ほぼすべての日程を研修に充てるので観光はほとんどできないかもしれません。この間はクリニックは平常通り診療しています。何かありましたら副院長の篠山が治療をおこないます。
CEREC SYSTEMは世界をリードする口腔内スキャナー+設計ソフト+ミリング操作を一括でおこなう装置である。この装置は私が開業前の平成5年あたりで初代CEREC SYSTEMが登場し何度もバージョンUPを続け今日まで多くの歯科医院で採用されている。私が初めてCERECをいじったのは18年前の平成5年当初だった。このころIDA(国際デンタル)には10台ほどこの機械が導入され研修もおこなっていた。その関係上、臨床でも50本ほどを患者さんに装着をした記憶がある。私もその実験台として他の先生に自分の口の中の
アマルガム合金を除去してもらって
セレックインレーを装着したことがある。そのCERECインレー修復物はすでに18年が経過しているがいまだに問題なく機能している。初代はインレーしか形成できなかったが2代目ではクラウンが形成できるようになり3代目ではオートでさまざま歯の外形をデータから予想するシステムがとりこまれた。そして今回の研修では4世代目のバージョンをトレーニングすることになるので国内では最も早い技術導入となろう。
CERECの進化は
CTとの融合により
インプラントサージカル
ガイドをつくるシステム、口腔内スキャンからデータ送信による
ジルコニアやチタンの修復物のミリングも可能になる。また1口腔単位で上下左右同時に修復物を製作できるようになる。
治療方針
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