金曜日の診療を少しだけ早引けし羽田空港に向かった。今年最後の海外研修であり今回は私が演者ということで飛行場に到着後もラウンジ内でプレゼン製作をおこないながら仲間の先生たちが集まるのを待っていた。今年いっしょに講演した半沢先生と日頃からお付き合いのある伊藤先生である。2人とも気心が知れるメンバーでいい雰囲気でのスタートである。羽田11:45発シンガポールには早朝7:30に到着した。空港でさらに仲間の梅原先生と落合い黒田先生の泊まっているマリナベイサンズホテルに向かう。このホテルはシンガポールでは数年前にできた船の形をしたプールが高層ホテルの天井に置かれ、カジノが地下にある有名なホテルである。一目でいいからこのホテルの内部とプールが見たいという多くの先生の希望でなんとか忍び込むことができた。最上階のプールは当然宿泊者のみの利用ではあったが宿泊中の黒田先生にぞろぞろと8名ほどの先生がついてなんとか忍び込めた。天空から眺めるシンガポールの街とせり出すプールからの眺めは圧巻で、一度は宿泊してみたいと思った。こんな研修の始まりではあったが夜間便のメリットで朝からいろいろと有効に時間を使うことができた。
そのあとは半沢先生の知る現地のタクシードライバーの運転で宿泊先のシャングリラホテルに到着後すぐにスパで移動の汗を流す。スパで時間をつぶした後は梅原先生の知り合いのシンガポールで最大のクリニックを経営されているオフィスの見学をさせてもらった。2フロアに個室が15ほど配置され子供の遊ぶコーナー、広い待合室には20名ほどの患者が待機、受付スタッフは6名と日本では考えられない規模であった。
見学後は例のタクシードライバーを呼び片言の日本語で案内されながら昼食の海鮮料理の店へと向かう。このあたりが旅慣れした我々ならではの行動である。シンガポール人2人の全くしらないタクシードライバーと半沢、伊藤の5名で現地人がうまいという『JANBO』でカニチリを食し、その後は日本人はいかない宝石の店、皮製品のお店を巡りシャングリラホテルに到着したのは夕方の5時であった。
夕方の7時から今回の主催者からの招待でホテル内でパーティーとなり30名近い先生と会うことができた。食後これですぐに終わらないのが海外研修で今度は夜の街へと繰り出すことになる。私を含めた3名の講師の先生は早々と切り上げて明日の講演のためにホテルに戻りやっと1日目が終了となった。本当に長い一日であったが充実!
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