昨日に続きノーベルバイオ社のノーベルアクティブの脱落
症例。
このブログでは成功
症例・失敗
症例を問わず、ありのままに事実をつたえることにしている。
インプラント治療の９８％は成功しているがその中でたまに
トラブルを起こす例についてもコメントすることにしている。患者さんがこのブログを見ると間違った解釈をするかもしれないが成功した
症例だけを見せる先生よりはいいと思う。
私が扱う
インプラントは現在
ストローマン社が７割
アンキロスが３割弱、残りがノーベルアクティブ、
ジルコニアインプラントなどである。
インプラントの表面性状の良し悪しが長期的短期的な予後を左右することは昨日のブログで書いた。
ストローマンインプラント、
アンキロスインプラントは治癒期間内に脱落することは非常にまれである。それは
インプラントの表面性状がＳＬＡであり研究データや論文でも証明されている通りに非常に優秀である。その反面
ノーベルバイオケア社の表面性状は劣る。劣るが臨床上はあまり問題がないといったところだろうか。
今日お見せする
症例は本日やり直しのオペをして次回最終補綴するもの。
初回に
抜歯即時埋入でノーベルアクティブ
インプラントを植立し、３か月経過後にアバッメントを３５Ｎで締め付けし上部構造を装着したが２週間後に脱落した。脱落した
インプラントを撤去と同時に
アンキロスインプラントの直径５．５�弌滷賢�
インプラントを植立した。本日はオペから３か月後で２次オペ後に印象採取をおこなった。ぺリオテストで動揺度を測定したところマイナス６の値で全く問題なく骨結合されていた。
左上画像は本日撮影の
アンキロスインプラント。
左下画像はノーベルアクティブ 術後３か月と補綴２週間後
治療方針
フェイスブック
中央画像は脱落したノーベルアクティブ
インプラント
-- この記事への外部リンク:
