タイトル画像からもわかるようにデンタルコンセプト21は『自分や自分の家族しておげたい治療を患者にする』というコンセプトのもとに立ち上がったスタディーグループである。自分もこの会発足以来のメンバーである。歯科
インプラント治療にはさまざまな考え方がある中である程度統一したコンセプトの元,
行うために会員からいろいろな
症例を募り勉強している会である。今年は初日の土曜日には衛生士と
技工士が講演の中心となり、すばらしい発表があり大変参考になった。その中の
技工士セッションの座長を担当させてもらった。
技工士セッションでは主に
インプラント上部構造に使われる
ジルコニアについての演題が多く、従来のメタルボンドとの比較、使用上の注意点、
インプラントのねじ止めとセメント固定に対する議論が活発になされた。
衛生士セッションでは
インプラント周囲炎や粘膜炎に対する診断、評価、治療法について議論された。
2日目の歯科医師セッションでは20分刻みのタイトなスケジュールの中、多数の会員発表がなされた。下尾、白鳥、木津、三好、中村先生といったノーベル
インプラントのプロフェッショナルの先生がメインとなり、慢性骨硬化炎、ALL ON 4の成功の秘訣、
インプラント周囲炎の診査診断治療法、
ガイドシステム、最後の中村先生はリスク管理についてととても有意義な発表があり
大変参考になった。
また、会員数鵜400名以上、歯科メーカーの参加が20社以上ということで本当に大きな会になってきたと思う。私はこの会の理事でもあるが、良い点悪い点を自分なりに評価して自分の基準の中でこれからも診療をしていくつもりだ。いろいろな会に参加していると必ず良い点と悪い点というのが出てくるがいつも同じ会にしか参加していないとそれがわからなくなる。
for the patientのためには多くの情報を得て正しいもの見極めることが重要である思う。
治療方針
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