予防・矯正・審美・インプラントブログ-星野歯科駒沢クリニック:復活！！　インプラント

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2012年 04月 04日 ( 水 ) インプラント症例

復活！！　インプラント

今日は面白い症例を皆様にお見せしよう。この患者さんは昨年私がインプラント２本を右下４番と６番に植立した症例であるが、不幸にも両方ともロストしてしまった。この原因はとても硬い骨であったこと。オペ中にドリルの刃がたたなくて大理石のような硬さだったことをよく覚えている。このようなケースでは過去にも２本連続ロストという経験をしている。２回目の再植立時には骨がいい骨に変わっていてしっかりと骨と結合し１０年以上経過して現在も全く問題のない状態である。

今回はこの２本のぐらついたインプラントをその場で逆回転で簡単に抜去しすぐに新しいインプラントに交換した。右下６番は骨の高さが７㎜で長さ６㎜のインプラントを再度そのままねじ込んだ。右４番は骨の吸収がかなりありサイズをボーンレベル直径４．１㎜×１０㎜RCから直径４．１㎜×１０㎜ＳＰに交換してぶかぶかな抜いた骨の穴にほおりこんだ。ダメもとではあったが３か月経過したいまは両方ともぺリオテストで－の値で再結合を起こしている。年に１～２度こんなことをおこなっているがストローマンインプラントはほとんど成功する。さすがである。インプラントの性能の良し悪しがこのようなシビアな症例でははっきりするわけだ。

左上画像はぐらついた状態の１回目のオペから２か月後
左下画像は２度目のオペから３か月後

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