本日は上下完全無歯顎の患者が初診でいらして新しい
義歯を作ってほしいということだった。この方のご希望としては
『79歳で高齢だから
インプラントはできないので
義歯でなんとかお願いしたい。』
ということだった。上顎は顎堤が残っているので問題はないにしても下顎は顎堤がほとんどなくて
インプラントなしでよい
義歯ができるかとても疑問なケースである。ほんとうはこういう時こそ2本でいいから
義歯の支えとして
インプラントを使いたい。そうすれば快適な
義歯で動かない
義歯を作れる自信はある。
とりあえずは保険治療で
義歯のアウトラインをつくり、それをベースとして自費のグレードの高いものへと変更するしかないだろう。現在お使いの
義歯では
義歯の本当のあるべき大きさの半分程度しかないので
義歯が不安定になるのは仕方がない。
義歯を支えることができそうな舌側を少し長くしてアンダーカットにいれて咬合拳上してしゃくれがおを治そうと思う。
これでもだめなら
インプラント治療の提案をしてみようと思う。
治療方針
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