毎年、ITIのシンポジウムに参加しているが今回は久しぶりにおもしろくなかった。あまり得るものがなくとても残念な内容。それでも久しぶりに会う仲間たちと再会できたことはよかった。最近、
インプラントの講演会の内容で多いのが
トラブルに関するフォローの話である。今回もITIのプレジデントであるダニエルブーザー先生の話も前歯領域の審美的障害に対してどのようにフォローするかである。私も購入した
インプラント除去のための道具で
インプラントを逆トルクで簡単に抜いて再度骨造成術のあとに
インプラントの再植立をしてフォローするという内容であった。最後のコクラン先生は、マイクロギャップと骨の吸収の話。これも昔からの内容に最近のプラットフォームスイッチタイプの
インプラントの研究を追加したものだった。
インプラント治療が世界中の患者や歯科医師に認知されて普及され成熟し、経過が長期化して
トラブルが出始めているというのが現状だろう。この
トラブルがすべて克服できるようになって
インプラント治療は完成度の高い治療法ということになるのだろう。
治療方針
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