来週から
ガイドシステムを駆使した
インプラント植立の計画や手術がどんどん増えていくことになりそうだ。3月末に導入してこれで3か月経過してさまざまな
症例に応用できそうな状況になってきた。CT撮影から
インプラント植立までの流れは従来の治療の流れよりはステップをいくつか追加していかなければいけないが印象後の流れはたぶん非常に簡単になるだろう。特に補綴物を設計する段階でアバットメントの選択、補綴と
インプラント方向の補正などはいらないことから
技工士が楽になるだろう。
総合的にいえば少々遠回りしてもこの方がすべてにおいて精度が高くなる。その反面,すべての
症例をこの方法ではできないので、できるところまでを応用することになるだろう。
現在の
ガイドシステムにはどのような
症例にはこの方法でといったマニアルがまだ存在していない。
粘膜支持、骨支持、歯牙支持のタイプに埋入方向のすべてをフルコントロールしたタイプの
ガイドにするのか埋入方向だけをコントロールしたパイロット
ガイドにするのかなどさまざまな組み合わせが考えられる。ここに自分は
矯正用のアンカーのアンカー支持というタイプを加えようと考えている。
先月からちょうどマテリアライズともつながったのでシムプラント
ガイドの情報と
ストローマンガイドの組み合わせも考えている。あとはノーベル
ガイドも手元にあるのでそれとのコラボも考えなければいけないかも。
とりあえずは基本的なソフトでの操作が一番のネックとなっている。慣れ親しんだシムプラントととは
ストローマンガイドのソフトはかなり違う操作感が必要である。画面の切り替えが全然違う。いまの課題はセグメンテーション方法。それ以外はほとんどできる。
CTデータの読み込み、パノラマアーチの設定、神経の設定、
インプラント植立ポジションの設定、アバッメントの選択、バーチャルティースの選択、
ガイドスリーブの設定、プリントアウトまで。
そのあとはラボとの試行錯誤中。
ガイドのフィットの問題、バリウム歯の形態の問題と少しずつ問題がでてきては解決中。
治療方針
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