本日は他のクリニックでおこなわれた
インプラントトラブルのフォローを行うために埋め込まれた
インプラントの撤去をおこなった。
インプラントは骨の中に埋め込まれると3カ月もすると骨と硬く結びついてしまうということからこれを抜くということはなかなかできなかった。私も自分の
症例で抜くという経験はぐらつくぐらい問題がでたとき以外はなかった。
インプラント周囲の骨がなくなる
インプラント周囲炎の場合は周囲をきれいにすれば炎症も引いてさらに人工骨を使えば骨を復活させることができる。
しかし、他のクリニックで施術された
トラブルインプラントの場合は話が別である。患者さまがその
インプラントを撤去してほしいという希望が強いので抜くことになるのだ。
そういうための特別なツールが韓国で開発され、このツールを使えば5分程度で抜くことができる。さらに骨のダメージは最少となりその場で追加の
インプラントを植立することも可能だ。
使用法は簡単で
インプラント内に中ねじを挿入して60〜70Nで締める。そのあとに刃のついた外ねじを逆回転に咬ませていくと最大500Nぐらいまでかけられるので骨結合が破壊されて
インプラントが逆回りに抜けてくるという素晴らしいツールである。これからは1歯科医院に1つこれが常備されるべきだろう。大学病院でもこれを常備すればいいのだがなぜだがないので骨を削り取って
インプラントを取り出すので大手術になってしまう。
このツールはフォレストワンという会社が販売しているのでほしい先生がいましたら
こちら
治療方針
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