私がほぼ毎朝通う青葉台のコナミスポーツはその前身のエグザスの頃からすでに18年前から加入している。もともと水泳部に中学〜大学まで所属していたこともあり、大学を卒業して開業から移り住んだ横浜でクラブに加入した。
その当時、スポーツクラブはできたてで少し高級感を演出していた。バブルの崩壊と共に次第に客層が変化して自分が毎朝泳いでいたメインの25メートルプールからサブの20メートルプールに強制的に移動となりシニアがメインプールで泳ぐルールに変更された。スポーツクラブがシニア層に力を入れ始めたのは10年ぐらいめだろうか。若手のスポーツクラブ離れでシニアにターゲットをしぼったのだろう。
いまではその当時29歳で若手のホープの私も45歳となり、周囲のメンバーは65歳以上のシニアばかりとなった。お風呂場にもスポーツは全くせずにそのままお風呂に直行でサウナにしかこない老人メンバーもいて、スポーツクラブというよりは差ながら月払い銭湯といった雰囲気である。だからお風呂の水温にはものすごくうるさい人たちばかりだ。お風呂の湯加減が熱すぎると若いスタッフを呼び出しては文句をいう、サウナ上がりにつかる冷水風呂がぬるいと文句をいうのは日常的である。ロッカーのカギに不具合があるとどなりつける。どれだけストレスがたまっているのだろうか?60年以上も生きているんだからもう少し言い方はないのかと思いながら見ている。
ミストサウナに、はいる高齢者の話は天気か体の調子と病院の話ばかりだ。
膝に水がたまった!午後から病院に行く!あなたはまだ若いからいいわよ!
などなど
このような光景を毎日のように目にしていると健康でいることのありがたみがわかる。若いころの生活がずさんだったから65歳ぐらいになってガタがきているのは明白である。
絶対にああはならないぞ!という気持ちが自然と芽生えてくるし運動は大事なのだと悟るようになった。
確かに自分も20代30代と不摂生を続けてだんだんと体力が落ちで痛風などになったこともある。
痛風=慢性疾患 で治らないと言われているが私は治した。ストレス解消と食生活の改善と運動。最初は薬に頼っていたがこれはよくないと思い少しずつ量を加減してぎりぎりで過ごす。ちょっとずつ生活を改善し15年以上経過したいまは薬もなし飲酒もok.開業当初より元気。
これを実現したのは自分のストレス解消法を見つけたことが大きい。運動が自分にとっては最大のストレス解消法であった。若いころはストレスで体が悪循環に陥っていてもその原因すらわからなかった。自分をコントロールすべがわかるようになったのは30代後半からだろうか。
スポーツクラブにはサウナのみの老人もいれば毎日規則正しく運動をされている方もいる。
私はいまは後者だが昔はどちらかといえば前者だったかもしれない。
規則正しい健康メンバーは同じ時間に同じパターンで運動をされている。私と一緒に泳ぐ10歳ぐらい年下の女の子は8:00から8:45まで2000メートルを前半20メートルプールを10往復そのあと10往復のキックのみのこりをコンビで45分までというパターンである。いつも彼女とは勝負!もう一人の50才ぐらいのかたはコンビで8:00から8:25まで。メインプールの男性の70歳の方はコンビで2500〜2700メートルを8:00〜9:00までという感じである。彼には耳鼻科の相談も受けて病院を紹介もした。耳が悪くても70歳で2700メートルは立派!尊敬できる。
長寿の秘訣は規則正しい生活に適度な運動とストレスをためないことである。
治療方針
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