骨の少ないケースで特に上顎の臼歯部は
インプラント治療の中では最も難易度が高い。その理由の質が柔らかいからだ。骨の硬さというととても硬くて丈夫というイメージがあるかもしれないがこの画像の
症例ではドリルを使わなくても骨に穴を開けることができるほど柔らかい。発砲スチロールのような硬さと表現すればいいだろう。ここに
インプラントを植立するにはいろいろな技術を駆使しながら安定的にいれていくのだが、歯が装着されて機能してもやはり下顎のような骨の硬さではないことから抜け落ちるケースは多い。
私の過去の失敗のほとんどは上顎臼歯部のもともと骨の少ない高さの少ないケースと決まっている。下顎ならメンテをしていれば10年20年30年〜一生持つ可能性は非常に高いと思う。しかし、上顎臼歯部はメンテをしていても
トラブルを生むことがある。
治療方針
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