2ヶ月間の
技工操作を経て本日完成となった
インプラント義歯の
症例。
上顎の前歯部に骨が全くといっていいほどなく
インプラントが植立出来ない
症例に対して後方左右6本の
インプラントを全てドルダーバーで連結し、その上から
義歯がクリップで維持されている。この鉄棒のようなドルダーバーは
CAD/CAMが使いなかった時代では製作不可能の形状をしている。ワックスからロストワックスによる鋳造や鋳接によっても作れなくもないがこのバーはチタン製である。チタンは非常に硬く加工することが困難な材質であるがチタンプレートからこのバー構造体は完全に削りだして製作されている。そのために鋳造や鋳接による変形が一切なく強度も抜群に高い。
治療方針
フェイスブック