歯科治療の最終目標はなんだろうか?患者に喜ばれる治療とはなんだろうか?と聞かれたときについ先日までの私なら、悪い歯を治して健康な状態にもどしていくことと答えていただろう。
いままでやってきた治療は蛇口から水が垂れ流されている状態で床を一生懸命ふき取っている私ということなろう。その蛇口の栓をしっかりと閉めたあとに今やっている治療をすれば再発も少ないのだろう。
20年以上の歯科臨床経験や大学での教育そしてさまざまな研修会に参加して最先端の技術を取り入れてやってきたつもりだったが、それはすでに歯が悪くなった患者さんだけをターゲットにして技術中心の治療を提供してきただけのことだった。
このブログのサブタイトルにあるように『究極の歯科治療を目指すブログ』とあるがそれが何なのかということが山形研修で初めて気づくことができた。
歯が1本も
虫歯や歯周病にならなければ
インプラント治療も必要ない、かぶせものも詰め物も必要ない。生まれて歯が生えた瞬間から永久歯が生え変わる時点までに
虫歯のない状態を維持して20歳まで
虫歯0の状態にし、30代ぐらいから発症する歯周病にならないように
予防すれば一生自分の歯でものを自由に食べて話せて笑うことができる。
新たな環境を整備して
虫歯予防、歯周病
予防を早い時期に教育啓蒙していけば、今、私が治療している患者さんは存在しなかったはずだ。
これが究極の歯科医療であることは間違いないと気づいてしまったので、このブログのタイトルもあとでリニューアルしないといけない。そしてブログの内容も変えなければいけないだろう。
患者が一番喜ぶ仕事をしたいと常に思っているので新たなステージへ進むことになろう。
治療方針
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