先週は
予防歯科の大家 熊谷崇先生のクリニックでのオーラルフィジシャン養成コースに参加して
星野歯科はとても盛り上がっている。全員参加型の研修会はほとんど存在しないことと、本当の歯科治療とはなんだろうかという疑問に答えてくれた熊谷先生の講義をきいて皆感動し、スタッフ全員で真の歯科治療を追求しようということになったばかりだ。
これにはある程度の設備投資も必要ということなのでやるかやらないかどちらかという選択となる。中途半端にやっても意味をなさないのでやるからには全私財つぎ込んでもやり遂げるという信念を持たないといけない。
熊谷先生の生い立ちからいままでに至るまでの話でいろいろな苦労話もでて、簡単にはいまのような状況にならなかったようだ。信念を貫き通す強い意志を持ち、人生の勝負どころでは負ける可能性があっても果敢に挑戦した結果がいまの
予防歯科の王国を形成した。人生には選択を迫られるポイントがあることも教えて頂いた。
この話を聞いてから2日後の一昨日、報道ステーションでソフトバンクがアメリカ通信大手を2兆円近い買収をすることを発表したニュースのあとに孫正義社長が生出演をした。古館さんとの会話を興味をもって聞いていた。
孫さんのことは私もソフトバンクが通信会社になる前の2000年ごろからずっと注目していた。ボーダフォンを買収したときも1兆円以上の負債で株価は急落し低迷した。市場ではこれだけの借金をして孫さんは通信会社を始めるのか?うまくいくのか?無謀だ!という意見が多かったことを記憶している。
auが全盛で勢いがあり老舗のドコモにどうやって食い込んでいくのだろうか?ソフトバンクの携帯電話なんて誰も買わないだろうと思っていた。そこをイメージ戦略で変えていった。上戸彩を起用し、白戸家の犬、smapをテレビコマーシャルで流し続けた。yahooが子会社であることからyahooの空いたスペースで常にソフトバンクの宣伝が流れていた。そしてドコモよりも安い通信費で高速通信を提供しつつイメージを変えたところで通信網を整備しつつiphone、ipadで火が付いた。この戦略は孫さんの頭の片隅で描かれていたに違いない。通信はLTEの時代に突入し、大量のデータが飛びかう時代であることから通信網を一気に広げる必要性に迫り、eアクセス、も買収。
これで世界第3位の通信会社ができあがる。会見では1位を目指すとのこと。さすが孫正義社長。ホリエモンは犯罪で牢屋いきだが孫さんは確実に世界1に近づいている。
人生には何度か勝負をしないといけない局面がくる。そしてそこで勝負に勝たないと次へのステージが開けていかない。この考えは熊谷先生と孫社長は共通している。そして、新しいものを取り入れるには古いものを捨てなければいけない。失敗を恐れてはなにもできない。孫さんもこの2年間借金を返済することばかりで守りにはいっていて、これでは平凡な人生になってしまうと発言されていた。そして男の子はロマンをもって大きな目標に向かっていかなければ腐ってしまう。今の日本企業はみな投資のリスクを恐れて守りにはいっているということも言われていた。これでは日本企業は伸びない。
その通りだ!歯科の世界も同じだ!歯科の世界も景気低迷で
インプラント業界はしぼんでしまって全く勢いを感じない。明るさが全く感じられない。このような経済状況でも熊谷先生はいまだに
虫歯や歯周病が腐るほどあるので、
予防歯科の分野ではまだまだ開拓の余地がたくさんありとてもやりがいのある仕事で未来は大変明るいということだった。私は彼の言葉にかけてみようという気になった。
失敗しても死ぬわけじゃない。もともと歯医者の基盤も何もないところから20年ぐらいでここまでのし上がったのだから。もう20年頑張れば他の分野でもこれがらいにはなれると思う。開業したときよりは優秀なやる気のあるスタッフばかりなので簡単だと思う。
同じような意思のあるスタッフを増やしていきたいので興味のあるかたは相談ください。