私の中ではメタル治療は過去の産物というイメージがあるが、世の中の歯医者の99%がいまだにせっせとメタルを口の中に装着しつづけている。
これは日本国内だけの話であり海外ではセラミックもしくは
ジルコニア化が進んでいる。日本は歯科の分野ではとても遅れた国なのを理解する必要がある。
保険制度のよさは万人がある程度の質の治療を安く受けることであり、いい面もある。
金属と
ジルコニア(白色で耐久性がある)ものとどちらがいいかを尋ねればほとんどの方が
ジルコニアを修復物として選択するだろう。しかし、治療費に大きな開きがあるために選択ができない。保険制度では
ジルコニアやセラミックは制度から外れているので選択できない。一般的には保険は1万円未満の治療費で
ジルコニアは10万円前後と9万円近い開きがある。これを全く色付けしないで加工する単純なタイプは5万円以下にするつもりだ。
私はこの差を取り払うには
ジルコニアを製作する側であるミリングセンターの外注費用と
技工費用が安くなると一気に
ジルコニア化が進むと考えている。
保険の銀色の被せものには
金属アレルギーのリスクがあることと、21世紀になっても金属色のものを選択すること自体、遅れいているという感覚にならないのがおかいしいと思う。
治療方針
フェイスブック