今年の初めから8月ぐらいまでは
インプラント植立のための
ガイドのトレーニングをしてどれぐらい思い通りに入れられるか試してきた。そして
ガイドの良さと悪いところを熟知してそのあとはハンドでの植立にしてきた。毎回植立から2か月後にプロビジョナルを入れる時点で模型上で自分の埋入ポジションを確認している。私が主にセメント合着方式をとっていた頃は前歯の
インプラント植立は舌側寄りから唇側に傾斜した埋入方向をとってアングルヘッドで補正する方法で仕上げていた。この問題点は深いマージンポジションだとセメントの取り残しがでてしまうことだった。
ガイドでの埋入ポジションは補綴舌側中央にアクセスホールが来るようにしなければならないので今までより舌側に傾斜させて口蓋壁ぎりぎりを狙うようにしなければいい位置に植立できない。このポジションが頭に焼き付けてからは
ガイドなしでもその位置に入れることができるようになった。
本日の
症例は
ガイドなし、CEJを結んだラインより1.5ミリ口蓋側寄りで埋入深度はCEJから3〜4ミリの位置とした。
ストローマンBL、RC 直径4.1×10ミリ使用
治療方針
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