今年もあと3日となってしまった。毎年の年末と今年は何かが違う。宇宙に向けて発射直前のロケット状態といってもいいだろう。
この感覚は平成7年に開業する前の自分と同じだと思う。とにかくわからないけど捨て身でいくぞ!やり遂げてやる!という覚悟である。
45歳までのが歯科人生の区切りと考えて、数十年歯科治療をやってきた。人生の区切りの年は自分の中では25歳、35歳、45歳そして最後は65歳だと思う。25歳はとにかく何でも吸収する時期。35歳を過ぎると転職はできないというぎりぎりのライン。そこを乗り切って45歳は安定を求め始める。残りの20年は歯科の最終ゴールをめざし引退する歳。残り5年は好きなことをさせてもらい70歳で永眠。
実は歯科を辞めるか続けるかを考えるほど悩んでいた。
歯科に魅力を感じずネガティブ思考になっていた。
インプラント・
矯正・審美などの専門分野をとにかく伸ばすのがこの20年間の目標だった。
そして20年間の臨床結果からわかったことは結局のところ、これが歯科のゴールではないということ。すでに歯が悪くなっている患者さんだけを治すことがゴールではないということ。もっと前の段階から悪くならないようにすれば
インプラント治療も詰め物もかぶせものもほとんどいらないことになる。
0才の時から管理していけば
虫歯も歯周病もない状況で一生自分の歯でものを咬むことができる。このような治療を提供することが歯科治療の最終的なゴールである。
星野歯科にきた患者には死ぬまで
虫歯も歯周病もできないようにするのが目標である。
そういうことから来年からはこのような考えのもと治療をおこなっていく。
なので
いままでの →
治療方針→新しいものへと変えないいけない。
そして来年は新しい歯科人生の始まりなのでクリニックを大改造して(すべての器具や受付、診療室をすべて個室化、
CTは2代目に、マイクロ、など)設備投資をする。
そして患者のための治療、患者と共に喜べる治療をめざしていく。