マテリアル
イボクラの
e-maxが世界的に認められて4年ほどが経過する。デンタルショーでは世界標準となった
e-maxの加工ができるというcad/camメーカーの宣伝がとても多かった。
ここ2年ぐらいはマテリアルでは
e-maxの独り勝ち状態が世界で続きそれに対して各社が同じような物性のマテリアルや
e-maxの弱点をつくようなマテリアルの販売が目立った。
e-maxと同じような物性のsuprinityとcerltia こちらはvitaとデンツプライから商品名は違うが同じものを出す。使用法もほぼ同じ感じだ。だが焼成を繰り返しても逆に結晶化が進んで硬くなるようだ。プレス材としても使える
弱点をついたマテリアルはエナミックやアルティメッドだろう。
e-maxにはないクッション性をアピールしている。ハイブリッドレジンではあるがナノ粒子のセラミックが配合されているのでほぼセラミックと同じような処理が必要だ。
あとは目立ったものとしてはピーク材だろう。安価でcad/camでもプレス材としても加工ができるのが魅了だが色調はまだまだ。
義歯のフレームやクラスプとしても使えるので歯冠修復よりもパーシャルデンチャー向きとも言える。
私は時代と逆行しているので絶対に使わないが
コバルトクロムをつかった安価な歯冠のフレームとして、パウダー状のメタルをレーザーフォーミングするものもしくはcad/camで削り出して専用機で焼成すると硬くなるものなど。
金属アレルギーになりやすいので×
治療方針
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