今年の課題はすべての治療から院内システムを見直すということから、今は院内環境の整備と美化に力を注いでいる。治療の質を高めることも大事ではあるが、そこばかりを見ていると灯台下暗しとなって院内環境が悪くなることがある。
院内の美化とはいっても長年使用していたものでほころびを感じたものを新しいものへ交換して、無駄な物品を処分する。これは経営者の自分しかできない仕事である。従業員は与えられた環境をきれいにするしかできない。
整理整頓していくと無駄なスペースが減っていく。2年に1回ぐらいは自分で処分して新しい棚などを買って組み立てている。来週は1階部分の患者待合室の椅子の交換もする。これも自分で『ニトリ』で選んだ家具購である。造花もすべて新しいものに交換する。
採寸して、大工センターで化粧版をカットしてもらい、それをうまくはめ込んで新しくものを置く場所を作っていく。
3月の内装工事は1階の診療室の完全個室化をおこなった。5月連休にはすべてのLAN配線を敷きなおして情報通信のスピードを上げる。情報量が多くてフリーズする環境を改善する。3階の
技工机も
技工士のあこがれのカボ社製を2台入れる。3階の元
CTルームは院長室となる。
3年ぶりに院長室が復活となるのはうれしいことだ。院長室では主に患者さんとのカウンセリングのための診断を行う。
すべての治療は
CTデータ、デンタルレントゲンデータ、口腔内写真や歯周病検査から診断をおこなう。診断が正しければ治療もスムーズに流れていく。
診断機器はどこの病院にも負けないものを設置している。
診断後のカウンセリングのモニターもとにかくわかりやすいものへと試験的に私がよく使う診療台で設置済みである。
1つの部屋であらゆる情報が大型モニターに写し出せる空間にマイクロスコープを設置して肉眼ではわからない部分を見極める。いまの歯科世界の中でも最先端の診断をおこなうことができる環境に近づいてきた。
歯科3種の神器 広範囲撮影の
CT、マイクロスコープ、CAD/CAM すべて揃った。今後はここにオーラルスキャナーで4種の神器となろう。
治療方針
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