究極の歯科治療は0歳児から
予防処置で一生
虫歯や歯周病にならない環境にもっていること。その率を増やしていこうというのが先日、受講した熊谷先生の話。しかし、日本にはまだまだ治療を優先しなければいけない患者が大勢いる。
本日も私の友人の母親の歯科相談を行ったが、やはり
インプラント治療が必要なケースであった。さらにもう一人の方は、硬い種を前歯で咬んだら歯が割れてしまって、この方も
インプラント治療が必要に迫られている。
3年目の方は歯周病で前歯を
抜歯しなければいけないことになったので、やはり固定式の
インプラント治療をご希望された。昨日は、歯にひびが入りなんとか保存できないだろうかという相談だったが、これはぎりぎり差し歯で対応できそうだった。
このような方たちはすでに歯が悪くなって
抜歯となってしなうことから治療の優先順位は歯の回復、咬合機能の回復ということになろう。
医療現場と同じで、救急の患者がいれば当然、
予防処置よりもそちらを優先するだろう。
虫歯や歯周病の患者を減らすための
予防処置が最も必要な年代は20歳になるまでが一番効果的である。この年代にしっかりと
予防歯科の知識を植え付けることで間違った食生活を送らないようにする。
歯科治療はトータルバランス。あらゆる歯科分野を熟知していればさまざまな治療法の選択肢を患者さんに提供できるだろう。その大元にあるのが
予防処置ということになる。
治療方針