ここ最近はカウンセリングの毎日でとにかく忙しく、カウンセリングした方の治療が入り始めた。きめ細かくあらゆる角度から検査をしているのでいままでの1.5倍は忙しくなっている。とにかく通院中の方も新規に通院した方も全員に同じ基準で検査を追加している.
今まではよくわからなかった点もはっきりとして適切な治療と
予防処置についてお話ができるようになってきた。
そんな中、午前中は久しぶりの静脈鎮静法による
インプラントオペ。悪くなって欠損になってしまっている状態ではやはり
インプラント治療が必要である。この患者さんとも30年ぐらい前にタイムトリップしていまの私がアドバイスをしていれば
インプラント治療などやらなくてもよかっただろう。若い頃にたばこを止めさせていれば重度の歯周病にもなっていなかっただろう。
このオペをする直前の患者さんも歯周病が重症で何本も
インプラントをいれてきたが10年以上経過して
インプラント周囲炎がひどくなってきた。
インプラント周囲炎の再生術でもう一度復活させる予定ではあるが・・・。
この方も元凶であるタバコを若い頃に止めさせていればこんなに
インプラント治療に大金をはたく必要はなかっただろう。
重症化して欠損が多い方は何か食生活習慣に問題を抱えていて、それが改善されないままに治療だけがなされているからまた悪くなってしまう。
たばこ、食生活が不規則で一日に何度も食べ物や飲み物を口にして歯を磨かないなど不摂生が悪い状態を生み出している。改善されない人ほど
インプラントが口の中に多くなっている傾向が強い。改善されないから次から次へと自分の歯が壊れていくからだ。
いま、私たち
星野歯科が取り組んでいる方法でアプローチすると悪くなっていない歯は悪くならないように、これから
虫歯や歯周病の発生が予想されるハイリスクの患者をローリスクの患者に変えることができる。
結果的には
インプラント治療の必要のないクリニックとなることを目標とする。
治療方針