ブログに記事を更新していないとどうしたんだろうと思われるかもしれないがとても充実した毎日をおくっている。患者のための治療とはなんだろうかということを考えながら治療の専念している。すでに歯が悪くなってどうしようもなくほぼ手遅れな状態の患者を中心に
インプラントや補綴治療をおこなってきたが、そういう患者は、ほぼ治療が完了してメンテナンスへ移行している。そして、これから歯が悪くなる可能性のある患者を中心に手遅れにならないように患者の生活習慣から改善指導をおこない健康を維持していくことにしている。
先進国の中で日本はいまだに発展途上国と同じレベルの
虫歯や歯周病の罹患率を示している。これは国の政策に問題がある。保険制度には
予防の概念がほとんど反映されていない。
予防は自費・治療は保険が効くという制度では歯医者は無駄に歯を削り続けるのだろう。
さらにコンビニより多い開業医は潰れないためなら何でもする。保存可能な歯も
抜歯してブリッジや
インプラントへ誘導して利益を得る。
セカンドオピニオンで他のクリニックからくる
インプラントトラブル症例もひどいものだ。そういう人を救うことはできないか考えた時期もあるがそれはやはり当事者に任せるしかない。金銭の問題や技術の問題や説明不足など問題はありすぎる。
いろいろな経験が自分を変えたといえる。小さいな
虫歯の発生を
予防する方が幸せな健康生活をおくれる患者はふえるのではないか?本当に歯が悪い人は喫煙の問題であったり、さまざまな生活習慣が正常な方と比較すると相当に問題があって、それを改善できない状態でいくら治療を施してもまた数年後には再発・悪化を繰り返すことになる。
元から変えなきゃいけない。
虫歯や歯周病の原因をしっかりと知って生活習慣を変えてから治療に入る。
これができなければ最新治療をしても意味がない。クリニック全員で
虫歯と歯周病を食い止めるという体制にしなければ私一人ががんばっても意味がない。
そのための設備投資と人材確保・人材教育を毎日のように継続中である。