本日も歯
根が割れてしまった
症例にでくわしたが、救えると判断し、保存することにした。毎日のように歯
根が割れてくるがその99%は失活歯である。
私の歯の保存技術が上がったことと歯科医師としての良心からなるべく保存することに心がけている。だから
インプラント治療はどんどん減っていく。前なら抜いていた
症例でもかなりの確率で保存可能だ。
朝にいらした患者さんは歯周病で上顎大臼歯の分岐部病変であり完全にスルー状態でも骨植はよくてまだまだ保存させたいのだが定期的に腫れや痛みを伴っていることから患者さんは
抜歯を希望されたがまだ保存可能と診断し、3
根のうちの1本をとってトライセクションで保存となった。
夕方にいらした1か月前に他のクリニックで
抜歯と宣告された下顎6番の患者さんはどうしても抜きたくないということでヘミセクションをして、何とか保存した。今は物も普通に咬めるということである。
そしてもう一人の患者さんは
インプラント治療をして6年目にして
インプラント周囲炎になり問題がおこっている。
なるべく自分の歯を保存していかないと一生涯を通して自分の歯で健康に食べ続けることは難しいことから
インプラント治療は最終段階できれば50才以降にしたい治療と今は考えている。
インプラントの寿命は最大40年といってもこれは本当によく持っての話。
10年を過ぎると何かしら問題が生じてくる。20年持てばいいだろう。
20年とするなら50歳までは自分の歯である程度健康に食べられるようにするしかない。
逆算すると20代、30代では絶対に失活歯を作ってはいけないことになる。
ある芸能人が自分の見た目だけのために歯を削って真っ白な被せものをして変わった方を多く見るがこういう方はまずもって一生自分の歯だけでは持たないことになる。歯が割れたりして欠損を早い段階で生むことが目に見えている。
イモト アヤコ とても残念だ!『いってQ』をみているとあ〜あっ!という感じだ。
もともと歯並びがめちゃくちゃ悪かったのはよくわかるが人工的に歯並びを被せもので治してた彼女は50歳ぐらいから入れ歯になるだろう。
画像は歯を治す前・最近はなんだか歯が並んでいるがこれまた下手くそな歯医者の典型