本日は最新の
矯正装置であるインシグニアセミナーに参加してきた。
常に最新のものを追求しなければ遅れをとってしまう。それでも国内で発表される最新のものは海外ではすでに3年ぐらい前に発表されている。
私はドイツのケルンでIDS2013で世界中の最新情報をつかんでいるので順番に国内で発表される技術に飛び乗るか乗らないかはすでに決まっている。
この
矯正システムはオームコ社が起死回生で世に送り出した装置といえるかもしれない。表側の装置は裏側の見えない装置より人気がない。
私のクリニックでも装置費用があまり変わらなければ裏側の装置を選ぶ方がほとんどである。
そういうことから裏側のオーダーメイドの装置に対抗して価格を抑えてきたことから今後はインシグニアにも勝ち目がある。また
マウスピース矯正も前歯上下12本に関して行えるようになり、
インビザラインのシェアを奪い返そうと必死であるのがわかる。
患者にとっては精度の高い装置がお手軽な価格となって治療ができるようになるのだからいいだろう。
インシグニは表の装置のオーダーメイド装置で早く正確にということを売りにしている。
オーダーメイドの
矯正装置は正確な歯型が必要になるが近い将来はすべて口腔内スキャナーでの印象採取がベースとなる。
このあたりのリサーチもしてあるので私はすぐには手を出さないことにしている。