歯はとても小さな臓器であり、裸眼で
虫歯の細かな部分や
根の中をはっきりと認識できるならば神の目をもつ特殊な人種であろう。一昔前までは裸眼での治療が当たり前だった歯科の世界でも拡大鏡や顕微鏡(マイクロスコープ)が常識化してきた。
メガネタイプの拡大鏡なら最大でも8倍大まで拡大できるものが売り出されている。マイクロスコープなるものなら最大40倍大まで拡大できる。
実際に使う倍率は5〜10倍ぐらいが多く、裸眼での治療の3倍は精度があがると思う。
見えてない状態での治療は手探り、感覚による治療で精度は劣る。見えている状態ではそれを修復しようという善良な心があれば治療時間はかかってくるのは当たり前である。
私も慣れるのに1年はかかったが今は拡大鏡とマイクロスコープがないと治療はできない状況になっている。