星野歯科では頭蓋骨をほぼすべてカバーできる
CTを導入している。このCTで顔面を1回撮影すると歯の情報から骨格の情報まで一度のすべてのことがわかってしまう。さらに骨格を立体画像で見ることができるので
矯正用の診断には欠かせない。
矯正専門医でも一般歯科でもこのタイプの広範囲撮影
CTをもつ歯科医院はごくわずかである。
矯正専門医でもいまだに
CTを使わずに2次元の右側側面からのデータで診断をおこなっているのが現状である。
矯正治療で最も重要なのは診断であると考えている。
矯正治療で3年以上まだ歯を動かしているという患者さんがいたとしたらそれは間違った部位の
抜歯をしてしまったか骨格に問題があるケースのどちらかだろう。他のクリニックからの引っ越しや仕事場が変わった、海外から転勤することで転医するケースは少なくない。よくあるのが無駄な左右上下の小臼歯の
抜歯である。抜かない方が早くに終わっただろうと思われるケースが相当に見受けられる。
こうした間違った診断により結果としては治療期間が大幅に伸びてしまうケースがあるので治療費が増えてしまうもしくは予定していた時期に治療が終わらないということになる。