予防・矯正・審美・インプラントブログ-星野歯科駒沢クリニック:前歯の薄い骨に対するインプラント治療

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2013年 11月 01日 ( 金 ) インプラント症例

前歯の薄い骨に対するインプラント治療

本日は下顎左右１番欠損＝先天欠如歯のケースに対してのインプラント植立をおこなう。この部位は骨の形態がナイフエッジ状で硬く高さは十分にあるが舌側部には注意を払う必要のある部位である。

歯槽骨を単に穴を開けると薄い骨は消し飛んでしまうので慎重に骨の幅より細いドリルで所定の方向と深さまで先行してからキリ状の道具で細いものから少しずつ太くして骨を内部から拡げていく。

３㎜ぐらいの骨にはもっとも細いタイプのインプラント体が必要となる。
また隣の歯根の傾斜にも注意をしながらやや傾斜させる。欠損幅が１１㎜と２本植立する限界ぎりぎりの状況であるから最初の刺入ポイントがとても重要である。

臼歯のインプラント手術と違い前歯のインプラント手術ではインプラントの植立の深さと方向位置で最終の仕上がりがほぼ決定するといっても過言ではない。

いつもより慎重におこなう。

直径３，３ミリ×１２ミリ　ストローマン　ＢＬ　NCタイプを使用

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