土曜、日曜と
インプラント学会があり夕方はITI,そして連休最終日は
青森インプラント研究会主催の特別シンポジウムに参加した。この3日間は久びりに
インプラント治療学にどっぷりと漬かった休日となった。
特別シンポジウムでは椎貝先生、武田先生、小柳先生とやはり
インプラント学の一時代を築いた有名スピーカーの話が聞けた。
椎貝先生とはインプラテックスの研修会や
青森インプラント研究会で何度かお会いしている。武田先生とも研修会、講演会など多くの
ストローマンインプラント、ITIで幾度もお会いしている。小柳先生とも
青森インプラント研究会で昨年お会いしている。それぞれの講師の3人の話は長期的に健康生活年齢をどれだけ長くするかということであった。
私よりも
インプラント経験が10年ほど長い先生たちであるだけに長期的にいまの補綴がどのように変化していくのか先読みする能力はすばらしく長けており、私の診断と違いもっと奥深いところまで透かし見ている感じがした。
今回は補綴中心のお話であったが、欠損にならない方法(
予防)で歯を守る道筋とすでに悪くなって欠損まで進んでいる患者には違うアプローチ法が必要である。私はこの2つの方法をバランスよく取り入れて患者さんの生涯の健康年齢を延ばす努力をしたいと思う。目標は自分の患者が死ぬまで自分の歯で入れ歯なしに食べられる方法を提案し実践していくことである。