歯は削れば削るほど寿命が短くなることはご存じだろうか?1本の歯を4回ほど治療をした時には
抜歯となることが多いのだ。
また、治療で被せたり詰め物は半永久的に持つと思っている方が多いのではないだろうか?被せものと歯の境目は必ず接着材が介在しているためいつかはその部分が劣化をおこし問題がでてきてしまう。
この2つの事実から歯の
虫歯が発生したときは最小限に歯を削りとかどうかの努力で歯の寿命は大きく変わってくるのだ。
ミニマム・インターベンション:最小限の侵襲)の略
これを実行するために拡大鏡やマイクロスコープで正確に最小に歯を削る努力をしているのだ。
私の治療技術が上がったことが大きな一因ではあるが歯に初めて
虫歯ができたときの処置としては小さな空洞状に
虫歯だけを抉り取り、流動性のあるレジン樹脂で流して固めるのがミニマム・インターベンション:最小限の侵襲治療となる。この単純な治療が意外と難しくテクニックが必要であり、裸眼ではとても難しい。そしてコンタクトポイントを正確に回復し、フロスの引っかからない状態にするには相当な熟練を要する。
保険治療では1年目のドクターであっても20年の経験のある私がおこなう治療も全く同じ評価でしかない。
自由診療ではこのような治療にしっかりと時間をかけて完璧な状態に仕上げる。結果として歯の寿命を延ばすことができるのだ。