本日はJSCAD(国内のCERECユーザー)のスタディーグループの勉強会に参加してきた。会長の草間先生や多くの知り合いの先生がいるのでとても楽しい会である。CERECに関しては私はまだまだ勉強不足で他の先生に教えてもらっている身である。
私の目標がいくつかあるなかでも院内の歯科治療のデジタル化がある。従来の歯の被せものを製作する際に歯の形成から印象、咬合採取、製作、装着までの工程をデジタル化していくと無駄な材料や患者の負担が減り、製作を短期で終わらせることができる。
部分的にはできていてもまだ未完成である。国内で唯一完結しているのがCEREC systemである。
従来の
技工の良さとデジタル化が融合して始めて完結することになる。
技工に対するこだわりがあるので私はデータだけでの補綴物製作はおこわないようにしている。今までの石膏模型には歯科
技工に必要な情報量が多いためで石膏模型+デジタル化が今のところ品質精度を落とさずにできると考えている。
そうなると年末に販売になったシロナ社のX5が我々のクリニックには有益ではないかと思い購入を考えている。
フルマウスの模型のスキャンが早く8分間で取り込め最新のinLabo4.2バージョンのソフトウェアで様々な
技工形態の補綴物が
ジルコニアやemax、最新の材料で加工できるようになる。また、いずれは、製作データを他のCAD/CADにデータ転送できれば完璧だろう!
国内ではまだ15台しか出回っていないので16番目を狙いたい!