本日は定休日。
午前中は久しぶりに港北109シネマでジブリの『かぐや姫の物語』を見る。単なる昔話のリメイクのかぐや姫であまり期待してなかったが、最後の愛娘であるかぐや姫が育ての親から引き離されて月世界に戻るシーンで一滴涙が出てしまった。親が子を思う気持ちは皆同じで、育ての親が良かれと思ってかぐや姫にしてきたことは彼女の本心ではなく親のために従っていた。自分の本心に気づいて一瞬だけ実現できそうになったときに月世界から呼び戻されてしまう。幼少期に慕っていた幼なじみのお兄さんと再開となるが2人は互いに気にする存在ではあったが長年離ればなれとなっていてお互いの生活環境も正反対であった。かぐや姫が今までの高貴な生活を捨てて自然と共に生きているお兄ちゃんと一緒になりたいという気持ちをお互いに再度確認し合うが月世界に帰る日は近づいていた。そしてまたすぐに別れ離れになってしまう。
自然体で生きていくことの重要性や親との生活も長いようですぐに成長して離れていくことになること、人間の本当の愛とは?人間の欲望?。など人生経験の浅い私でわかり得ない何かを伝えようという映画であった。