本日は2ピースタイプの
ジルコニアインプラントの植立手術をおこなった。
1ピースが主流の
ジルコニアインプラントに2ピースタイプが追加されたのは昨年のこと。臼歯部では1ピースのアバットメント一体型が主流の
ジルコニアインプラントも前歯での使用は難しい点が多くあった。前歯の単独や大きなケースでもチタンタイプの
インプラント同様に
症例の適応幅が広くなった。それでもアバットメントはレジン系セメントで合着するのであまり深くは植立できないという難点もある。それでも2ピースタイプでは2つのストレートと15度のアングルヘッドが選択できるようになったのだから少しは進歩した。よく
症例を選んで問題のなさそうなケースで今回の植立となった。
骨の厚みも高さもあり植立方向もそれほど制限されないケースを選択した。カバースクリューは単なるキャップでスナップオンタイプである。
この
インプラントはねじ山のピッチが狭いことから初期固定性に優れる。
3カ月の治癒期間を経て補綴予定である。