2014年 04月 02日 ( 水 ) 星野個人の話

手遅れな患者を作らないようにするのが目標

３月の異常な状況から一転平穏な状態に戻っている。私が診療している１階部分では受付が近いので電話の鳴りの状態や受付の動きで忙しさが判定できる。電話の鳴りがまず少ない。そしてインプラント連続手術も途切れる。もとの状態に戻って本来目指すべき歯科治療に専念できる。 インプラント治療はすでに歯の欠損になって手遅れ状態になってしまったのを人工歯根で回復させることである。このような方たちは残念だが予防処置がほとんどされていなかったか痛みがあったときだけ治療にきてそのたびに歯を削られて神経を取られて抜歯をされ続けてきた方々である。 本来はこうならないように最大限努力していくのが真の歯科治療であるはず。虫歯や歯周病にならないようにするアプローチをしていかないと手遅れの患者をたくさん作ってしまうことになる。日本人の４０歳までの方の平均の歯の喪失は１本であるのだからこの時期までに予防処置やメインテナンスの習慣を身につけてもらえれば歯を失わずに平均寿命を迎えることができるに違いない。インプラント治療となれば高額で３０〜４０万円ぐらいの治療費がかかり痛い思いをし無駄な治療の時間を歯科医院につかわなければいけないが、定期的なメインテナンスの費用など年間でも２万円前後でできてその際は歯科衛生士さんと楽しくお話をしながら歯の周囲のプラーク除去ＰＭＴＣを行うことがほとんどである。結果として痛い思いもなくなり安心して自分の歯で平均寿命を迎えることができてアクティブで健康な生活が遅れることになる。 このような平均寿命までアクティブで健康な食生活をさせるのが私たち星野歯科スタッフの目標でありそれを手助けする場として患者さまは星野歯科を利用していただきたいと考えている。