日に日にマイクロスコープを使用した様々な治療で歯を保存できるケースが増えている。そこに究極の
虫歯治療であるドッグベストセメントも身についたので歯の神経を抜くこともほぼなくなった。
今日の成果
根先端部が破壊されているケースに対してMTAセメントで
根管充填で1本の歯を救う
2人目はどこかで
根管壁に穴をあけられて膿瘍ができているものに対して
根管内を除くと拍動する出血する部位を発見。ここも来週にはMTAセメントで塞いで完治するだろう
3人目は抜髄寸前の歯は削らずにそのままドッグベストセメント+コンポジットレジン修復で1年後に歯の象牙質部分が再生するだろう。
歯を失うケースは本当に減ってきている。それなのに今年は
インプラント治療が多いのはどこからか新しい患者を誰かが呼んできてくれているからだ。
歯の欠損へのアプローチ、
虫歯の歯へのアプローチ、抜髄寸前の歯に対するアプローチ、感染
根管に対するアプローチ。そして
虫歯と歯周病の原因に対するアプローチとメインテナンスで歯科治療は完結する。
世の中の歯医者はどちらかに偏って治療しているケースが多いように思うがすべてはバランスだ。どの分野からも常に中立で物事をみることができないと傾向診療となってしまう。