月末は韓国NO2の
インプラントメーカーの
DIO社にデジタルソリューションの現状の視察でスタッフと3名で訪れた。数年前に一度訪問をしていた関係から視察が実現した。社内見学、
インプラント工場見学、オーラルスキャナーからのデジタルソリューションの現場を見ることができた。4年前から格段に工場の規模も大きくなり、会長、営業本部長、1年前に
DIO本社の隣に併設されたクリニックの院長とも話ができた。会長の意向でクリニックで実際に行われているデジタルソリューションの良し悪しの結果から日々改良作業がおこなわれ、製品にフィードバックさせる体制が確立されていた。4年前はiTEROを中心としたデジタルソリューションから3shape Trioneに切り替わっていた。国内でデジタルソリューションをすべての工程で取り込むには多くの障害がある。こうしたところは今後もなかなか進まないように感じる。いまのところはCERECのみが完結できるために国内の歯科医師はここにしがみつくしかない。
インプラント治療に関しても精度・スピード・安全性が格段に向上し最短で初診を含めて3回の通院で補綴物が装着できるようになる。従来の印象操作がスキャナーに置き換わるので現在行われている多くの無駄な工程が省かれていく。