私の自宅から近い通りは街路樹として欅けやきが植えられている。このけやき並木は夏場は青々と生い茂り冬には葉を落とし次の季節への準備をして春に新芽をふいて我々住民の癒し的な存在である。
しかし、途中で切り株になってしまっているものがいくつかあることに気づく。台風で傾き切られたものや病気で切られたものである。これをみていると私が毎日治療する歯並びや歯に思えてしまう。
道路を挟んで2列ある並木は上と下の歯並びで1本のけやきが1本の歯であるが神経を抜いて被せものになった歯は切り株である。
切り株は生きていないからその上に被せものをしてもいずれは朽ちてしまう。
やはり生きた状態がいいということを私は言いたい。