本日午前中は私のお盆休み第１回目でお休み。その間に遊んでいればいいものの、いよいよ日本口腔インプラント専門医の最終申請書類製作となった。1999年にインプラント学会には入会していても専門医を取る気が全くなかったからあれから１５年も経過してしまった。世の中の風潮が変わり少し必要性を感じている。毎年、この専門医の規定が変わりどんどん厳しくなっている。昔ならこんな規定はなくてもっと簡単に取れたはず。これくらいの難関になってくればちょっとは意味があるのかもしれないがいまだにテクニックとかは全く考慮されていない。５０００本入れようが１００本しかいれていない先生でも同じ規定で専門医は決まる。
こんな話はどうでもいいとして
本日の午後からは結構ヘビーなケースで５本埋入のオペ。
こういうオペは患者さんも大変なので静脈鎮静でやることにしている。ベテラン00大学の麻酔科の准教授にやってもらっているのでこちらも安心してできる。
３本を抜歯即時埋入。左上５番は抜歯し即時埋入＋側方からのサイナスリフト。左上６番もわずか２�个旅�にサイナスリフト＋同時埋入を行う。普段はあまり選択しない直径４．１�个�TEと直径４．８�个�TEタイプを使用する。あとは直径４．８�弌滷隠悪�SPタイプとした。久しぶりに汗かきながら２時間ぶっ続けのオペだった。
それから４月からは在庫以外はすべてSLAactiveに切り替えてオペを行っている。やはり成功率が１％でも高いほうがいい。５０００円程度の差ならこちらを使うべきだろう。治癒期間もわざわざ３〜４週間でひやひやしながらトルクをかけるよりは８週間目で安心してアバットメント連結３５Nのトルクをかけた方がいいと思う。
久しぶりにインプラントの専門的な話をブログに書いてみた。インプラント専門医だけど予防もしっかり考えてトータルで最善の治療が行える矯正もできるドクターを目指す。
この業界とは縁を切ろうとしても切れない運命となっているようで、予防に走るといろいろなインプラント関連の話が舞い込んでくる。患者さんも同じでこのブログにインプラント関連の記事を書くとその手の患者さんが増える。
予防中心にしても実は去年よりもはるかにインプラントの植立本数は増えている。宣伝も昨年の半分以下まで減らしてもこのような状況である。患者さんの意識レベルを上げてあげる方がしっかりと自分の理想とする治療を受け入れてくれることを意味している。
-- この記事への外部リンク:
