金属アレルギーの可能性のある患者からの相談を受けることもかなり多く本日も1名相談を受けた。皮膚科で原因不明の皮膚炎という診断から
金属アレルギーを疑うケースが非常に多い。金属から
掌蹠膿疱症や扁平苔癬を起こすことは報告例がとても多い。
金属アレルギーの可能性があれば、まずは皮膚科で行っているパッチテストで陰性か陽性か判定をおこなう。今回のケースでは17種類の金属ですべて陰性なのだから
金属アレルギーの可能性はとても低い。
陽性だとしても症状がでていないケースも多く。金属をすべてはずしたから
金属アレルギーが完治するともいえない。
私が手掛けてきた
掌蹠膿疱症の患者さんで金属をすべてはずしたところ全員が完治した。
患者さんには外して完治するかもしれないし治らないかもしれないけどいいですか?と聞いてはずしたいということであれば金属をすべて外すようにしている。
このように歯科治療で
虫歯に金属修復物を詰めるなどの医療行為をおこなって2次的に金属からのアレルギーなどの病気を作り出すことが最もいけないことと考えている。
星野歯科ではメタルフリーでの治療をおこなって
金属アレルギーの
予防をしている。