歯の被せ物や詰め物は削り出して作るが主流になりつつある。その材質もバリエーションが豊富になり、どれを選んだらいいのか迷ってしまうぐらい多くなっている。
ワックスアップという言葉が死語になる日も近いのだろうか?
すべてPC上でバーチャルに歯を3次元的に設計してミリングマシーンで削り出してしまう。
ハンドメイドのよさが失われつつあるようにも思う。そしてハンドメイドを追求してきた
技工士たちの数は本当に少なくなっている。
ワックスアップしてそれをカットバックして鋳造してフレームを作ってセラミックを築盛するのに相当な時間を要してきた。それがPC上で設計して機械が削り出し、研磨や色付けの部分だけがハンドメイドのところまでになって
技工時間は相当に短縮できるようになってきた。
技工業界も歯科業界も丁度切り替わりの時期に差し掛かっている感じがする。